フィアット・チンクエチェント(Fiat 500)の限定車であるところのパールホワイトLounge SSとイエローのLoungeの発売記念フェアが週末にやっているということで,ランチア印の原チャリに乗ってディーラーまで行きました(普通に白熊に乗っていけって感じ?)。しかし,限定車デビューフェアなのに肝心の限定車はなし。全国100台の限定車なのでここまで回ってこなかったのだとか。イエローのチンクエチェント観てみたかったのに!
お目当ての車がないんなら,じゃあせめて試乗しないわけにはいかないなということで試乗しました。チンクエチェントの1.4L Pop。
このデカールはどうかと思いましたが。
1.4って,一番ベースグレードのPopでもSportボタンがついているんですね。じゃあLoungeでも(未だ観ぬ)Sportグレードでも同じじゃん。まあ試乗する分には問題ないんですけど。
運転席に座ってみて,安いファブリックシートですけど,座り心地はかっちりしていて悪くないなと思いました。ただ,着座位置が白熊に比べると若干高い。シートの高さ調整はいちおうできますが,それでもちょっと高く,そこが最後までちょっと違和感として残りました。
かわいいけど見にくいという噂のインパネメーターは確かに見にくい。特にスポーツボタンのインジケーターは嫌がらせかと思うほど小さい。でもまあ,スピードさえわかりゃいいかって感じ。
エンジン100馬力の1.4Lエンジンということで,おそらくうちの白熊と同じエンジンだと思われます。いつもながら,短い試乗時間で違いを察知できる鋭い感性はないので,どこがどう違うかとかは良くわかりませんでしたが,アクセルのレスポンスとかは白熊のゆったりした感じよりももうちょっとカッチリした感じでした(スポーツモードだったからか)。オートモードでちょっとした坂道だとすぐに2速にシフトダウンするのには閉口しましたが…。エンジン音は白熊よりうるさいというか元気がいい感じだと思いました。
ちょっとした試乗でどうこう言える知識や技術はないのでなんとも言えませんが,けっこう楽しかったですね。小さい車だけど,視点の高さがあってあまり地を這う感じでもなかったので,これならマニュアルにこだわる必要はないかなと思いました(何がなんでもマニュアルで乗りたい!と思わせるような雰囲気でもなかった)。デュアロジックのマニュアルモードで十分かも。やっぱり「引いてシフトアップ」は良かったです。そういえば,2004年式のうちの白熊よりデュアロジックのシフトチェンジは軽快だった気がします。全体的に白熊よりスポーティーな感じで,パンダよりもがっちりどっしりした感じでしょうか。
とりあえずスポーツモデル待ちかな。ハンドル白いのって汚れそうだから。(そんな理由か。)
スポーツモデル(スポルトモデル?)はパドルシフトがつくそうですが,日本で出るフィアット車でパドルシフトって初めてですよね。ちょっと気になります。