最近,マラソンランナーの間ではNikeが熱い。Nikeの厚底シューズが設楽,大迫をはじめ日本や世界のトップランナーに採用されて,記録連発祭りなんですよね。まあぼくはお気楽な市民ランナーなので,そんなのは人ごとだと思っていたのですが,やっぱり興味惹かれて。
で,魔が差して買ってしまいました,エピック・リアクト フライニット。一流ランナーが使っているヴェイパーフライの廉価版。廉価版といっても1万数千円するシューズです。
ところが!
Amazonで8500円で並行輸入品が売っていたのでついポチってしまったのですよ。そうしたらですね,中国から発送されて,全然届かないなーと思っていたらなんと大阪税関でひっかかっていて,「偽造品の疑いがあるので輸入できません」との書簡が。
ガーーーーン
税関電話して問い合わせたら,こういう場合,「意見書」なるものを出せば,もしかしたら通る可能性はゼロではないというようなことを丁寧に教えてもらいました。
ということで,いちおう「意見書」書いて出したんですが,結果が出るのは一ヶ月後。しかもそのまま没収の可能性もある。しかも通ったとしてももしかしたらゲットできるのは偽造品かもしれない。
こんなんおかしいやろということで,セラーには「税関で偽造品疑いで止められた,返金してください」と連絡。
すると,翻訳ソフト日本語で「とても恥ずかしいです。新しいペアをすぐ送ります」との返信。
いやいや,新しいの送ってもらってもまた税関でひっかかるだけちゃうん?と思って「そうじゃなくて返金プリーズ」と連絡したところ,「あなたはすぐに新しいペアを手に入れるでしょう」の一点張り。
しょうがないので,トラッキングナンバーだけゲットして,ワンチャンにかけることに。
すると今度は神奈川の税関を通って1週間ほどで着いた。なんなん?
うーん,一見本物っぽいが……。
ネットで見る写真と基本的に同じ。というか,この複雑な構造のシューズをもし偽造品でここまで作れたらすごすぎるやろ。ブランドバッグと違って数もそれほど出ない品だから,偽造はコスト的にわりに合わなそう。
で,ちょっと5kほど走ってみたのですが。
ぼくふだんは26.5〜27.0くらいの靴を履いていて,ランニングシューズはたいてい27なんですが,今回は26.5。履いてみてややきついので「やばい,偽造云々以前に小さすぎたかも」と思ったのですが,そこはフライニット。やわらかい素材なので,なんというか,くつしたと靴の間くらいの感覚なので,きつめでも締め付け感が少ない。
↓フライニットは,靴の「ベロ」にあたるところがなく一体成型。つまり,ヒモはあるけど基本的にはスリッポンなんですよね。
5k走ってみた感想としては,思ったほど厚底の強い印象がない。ただ,靴が軽い。そしてフライニットのフィット感がけっこう心地よい。
5kしか走ってないのでわからないけど,明日の加古川マラソンで使ってみよ。
慣れないシューズのせいで撃沈しませんように。(-人-)