くるま〜くるま〜アゲイン

未だにくるま〜くるま〜と車情報を漁ってスーパー同居人ちゃんにあきれ果てられている【な】です。しつこく、その後あらたに候補に入った車をリストアップです。

あいかわらず、写真は中古車販売の紹介写真から勝手に持ってきています。すみません m(_ _)m

シトロエン C3 プルリエル。1600cc。中古で200万代前半?

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この車はキャンバストップが開いたり、キャンバストップをリアウィンドウごとひっこめたり、さらにピラーをとりはずしたりできる、シトロエンらしい変態機能を持った車です。ピラーはずしたって置くところがないから、そのあたりにはあまり惹かれないし、エクステリアもあまり趣味じゃない…と思っていましたが、この車は後ろ姿がカワ(・∀・)イイ!それが分かってから突然候補に入ってきました。後ろ姿だけならちょっとミニみたいな感じ。それにリアウィンドウの「CITROEN」の文字がカッコ(・∀・)イイ! 販売不振でディスコンの噂も耐えませんが、確かに新車で1.6Lで200万後半というのは高いというか、フツーにC4が買えるじゃん、みたいな。オレ的予算では中古という選択肢しかないです。

ピラーはずしても置くところがないので、それは使えませんが、キャンバストップを開けるだけでも爽快感がありそうでナイス。さらに、小型で1.6Lのエンジンなのでわりに元気に走ってくれそうです。難点は、故障が多そうというところ。

ランチア イプシロン。1400cc。こなれた中古で200万代?

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これは究極のマイナー・コンパクト・カーか。正規輸入されてません。しかもあのランチア・デルタで有名なランチアの、エレガントなコンパクトカーという不思議な位置付けに激しく惹かれます。ルックスも「高貴でいてコンパクトカー」というアンバランスな感じがかわいい。ウェブでの評判をつぶさに調べましたが、ネガティブな評判はほとんどなく、特にインテリアの評価が高いようです。さらに故障もあまりしないようです。ベースはフィアット・プントなんですが、ぼく自身、プントに二年乗って特に問題なかったから、安心感もあります。さらに、この車はオプションでクルコンがつけられるのが良いですね。

問題は、ユーロ高で新車価格がすごく上がってしまって手が届かない存在になってしまったこと。とほほ。並行輸入車ということもあって、中古価格はそこそここなれていますが、タマ数は当然少ないですね〜。今たまたま(日本の)地元で2件ほど物件が出てますが、オレが帰国する頃にはなくなってるだろうな…。

スマート フォーフォー。1500cc or 1300cc。1〜3年落ち中古で100万前後

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変態車ですね。フォーフォーは日本での販売が中止になっており、マイナー車なので、中古価格のこなれ方はなかなか清々しい感じです。変態車が好きなオレも惹かれるものがあります。スマート・ブランドはもともとスウォッチがかかわっていただけに、二色ボディーの色の組み合わせも非常に多様で中古車を探していても楽しいです。鮫顔は好き嫌い分かれるところで、ぼくも好きというほどではないですが、良い顔だと思います。さらに、軽量ボディらしく、1.5Lエンジンならばかなり快活にかっとばしてくれそうです。

問題は、故障が多そうなところ。C3プルリエルと同じく、構造自体に変態性を持つ車なので、何がどう故障するか、心配です。また、C3プルリエルのセンソドライブと同じく、スマートのミッションも電磁クラッチがいかれやすいようで、ウェブを調べてもトラブル・レポートが目につきます。販売中止車なので、修理にも不安が残るし、さらにヤナセが販売網なので、修理代もかかりそう…。ただ初期費用の安さと個性の強烈さにはかなり惹かれます。

ヨーロッパフォード フィエスタ。1600cc。2〜3年落ち中古で70〜90万ぐらい?

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最近気になっているのが、このヨーロッパフォードのフィエスタ。これも在庫限りで販売中止が決まっている車です。まあ、確かにこの地味な車を日本で売るのは難しいだろうと思います。フォードはマツダといっしょにフェスティバを出していたイメージがあるからか、ブランドにプレミアム感が皆無だし、ヨーロッパフォードと言ってもフォードには違いないし、フィエスタという名前がフェスティバを思い出させるし、フロントの顔はちょっとまえのマツダ車かスズキ車みたいだし。さらにマツダ・デミオやスズキ・スウィフトとガチンコでぶつかるのに、これらの車より新車価格がずっと高いところとか。

オレ的にも、まったく眼中にない車だったのですが、販売中止ということで中古価格がえらく低いところに注目してしまいました。さらに、ウェブで評判を調べると、とても評価が高い。インテリアに金をかけず、車体の剛性感や基本走行機能に金をかけて日本車のコンパクトにはないしっかりした足を実現している、などなど。この「インテリアに金をかけず」というところがまた日本市場で受けない理由なんですが、天の邪鬼なぼくは、こういう悲運の車になんだかシンパシーを感じてしまいます。安いし。安いし。安いし。

4ATながら1.6Lエンジンなので、走行性能も良さそう。デミオやスウィフトより新車価格が高いと書きましたが、現在の中古車価格はこれらの車を下回るし。シトロエンC3やスマートと違ってたぶん故障しないし。問題は、とにかくプレミアム感がフィアットニューパンダ以下なところ。フォードのエンブレムがなければ誰も外車と思わない、それ以前にフォードのエンブレムじゃ誰も感心してくれない。せめて「ヨーロッパフォードだから普通のフォードと違って欧州車なんだぜ」と言えればいいんですが、エンブレムも同じだし〜。

日本車を買わずにわざわざ輸入車を買うにはそれなりのモチベーションが必要なんですが、それが限りなく低いのがオレ的なこの車に対する問題点であります。とはいえ、「わざわざこの車にする意味がわからない」ところをあえて押して買うと、それはそれで一周廻って天の邪鬼な感じでいいかも、とも思ったり。ちなみに、年式によって微妙にデザインが異なるんですが、個人的にはこの写真にあるような、バンパー下がウレタン?になっているデザインが好き。あるいは最新型か。もっとも最新型はタマ数がすごく少ない模様。

いじょ。