師も走る師走ですが、先生状態を解脱している現在のオレは走るはずもなく、年末に向けてむしろヒマになる一方…などと書くと日本で頑張っている皆さんに殺されかねないと思ったりする今日このごろですがみなさんいかがお過ごしでしょうか。
さて、「師走」のかわりと言ってはなんですが、最近別の意味で走っています。つまりジョギングしています。ダイエットのためです。渡米直前ぐらいから渡米直後にかけて特に太り、体重75キロを余裕で突破しておりました。このあたりは自分の過去の最高体重付近ですので、これはまずいと、ジョギング45分とジム筋トレの組み合わせ、またはジムがない場合はジョギング60分を週に1〜2回始めました（少ない？）。ジムはハー大のジムをひと月10ドルほどで使えるのでそれを使っております。学生ならタダらしい。8年以上ハー大に在籍していたオレですが、過去一度も使ったことがありませんでした。あーもったいない。
しかしジョギングと言っても最近は寒過ぎてジョギングする気がまったく起きません。0度とかだと、寒いとか以前に、顔が痛くなるんだもん。
ところが今日は久々に最高気温が7度まで上がるということで、「この機会を逃してなるものか！」とばかりに頑張ってジョグしてきました。ジョギングのお供にはApple Nike + iPod Sport kitを使っています。3000円ちょっとと、価格も手頃です。これは靴に万歩計センサーを取り付けて、その情報をiPodが受信して、時間、おおよその距離、消費カロリー、距離あたりの平均時間などを記録してくれるものです。ジョギング中はiPodで音楽を聴きながら、節目節目で「何分たちました、距離はXXキロメーターです、云々」などの情報を音声で流してくれます。また、ジョギング前に目標設定すれば、「目標まで何分です」などとカウントダウンもしてくれます。
「専用のNike靴買わないといけないんでしょ？」と思われるかもしれませんが、要は靴にくっつければいいんですから、自分の靴にもつけられます。
↓これが全体像。iPodにはUSBコネクタのような白いのがついてますが、これはUSBコネクタではなく、センサーからの電波をキャッチする受信機です。写真では切れてますが、下方にケーブルは出ていません。
↓センサーを靴にとりつけるには、対応するNikeの靴を買う必要はありません。自分の靴になんらかの方法で固定できればそれでオーケー。ぼくはこのセンサー用のシューウォレットを15ドルぐらいで買ってつけました。この渦巻き模様のがそのシューウォレットで、この中にセンサーが入っています。器用な人ならマジックテープなどを使って自作できるかと思います。
↓これが走ったあとのデータ。
使い方は超簡単で、センサーを靴につけて受信機をiPodにつければすぐに使えるようになります。この簡単さにはさすがAppleだと感心してしまいます。Nikiのウェブサイトに記録を蓄積したりできるらしいですが、ぼくの場合はあくまでジョギングのペースメーカーとして使っているだけなので、ウェブサイトを利用したことはありません。欠点はセンサーのバッテリの交換ができなくて（←でた！ Appleの御家芸！）、2000円ちょっと出して買い直さなければならないということです。ちなみにiPod nanoのみの対応。新nanoも使えるらしい。
などなど、Appleのセールスパーソンみたいになりましたが、参考になれば幸いです。ふつうにジョギングするより、モチベーションが上がります！日本に帰ってからもジョギング続けようかと思っています。ハイ。
