山荘メンテ

白熊での初遠出を兼ねて3泊の山荘メンテに行きました。ここんとこ山荘は夏にしか行っていないのですが、夏の山荘の湿気とカビとカマドウマの侵入がひどいので、夏以外の季節に行って風を入れて、さらに暖房で木造の山荘の湿度を落とそうという魂胆です。あと掃除と。

山荘(オレの所有物にあらず、親父が大昔に建てた代物)は信州にあるんですが、インタネで調べると別にチェーン規制とかもないし、長野県北部の天気予報見ても最高気温は関西と大差ないし、春スキーの季節は終わってないとはいえ、山荘のあたりはもういい加減雪もないだろうと思っていたんですが、午後6時近くに到着すると、うちの山荘のあたりは積雪で車でアプローチできないことを発見。トホホ。というのも、うちの山荘がある一帯は管理費が安いため、除雪車が通ってないのであります。近隣は普通に車が通っているのに、うちの山荘の一帯になると道の途中でも無情に除雪が中断されているのです。下の写真は、除雪のボーダーでたたずむ白熊の後ろ姿。ここは「行き止まり」ではなく、道は雪の向こうにも続いているのです。除雪されてないだけで。

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しょうがないので車をそこにおいて10分ほど雪中を荷物をかかえて移動。春雪はだいぶ圧縮されていて運動靴でもそれほど悲惨じゃなかったけれども(これが冬のふんわりした雪だと悲惨)、あいにく雨が降っていて十分ミゼラブルな感じ。

山荘に着くと、プロパンガスがシャットダウンしていて使えない。栓をひねればガスが出た昔はこんなことはなかったのに、最近はなんでもマイコン制御で、止まったものを復帰させるにもシロウトではよくわからん。ガスはあきらめ。

幸い、巨大ストーブは稼働。電気も水道も通っているので、巨大ストーブの巨大な暖さえあればこの数泊は乗り切れます。しかし30年もののストーブなのに故障知らずで丈夫だなあ。

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メシは、買い出しにいく気力もなかったので持って来た胚芽米を炊いて、シーチキンの缶詰と海苔と塩としょうゆで喰らいました。それにストレートのウィスキー。ストーブの暖もあって貧相な食事でも幸せな気分に。

二日目三日目とひたすら山荘の掃除。ストーブの煤で拭いても拭いても足の裏が黒くなる床をスーパー同居人ちゃんとともにテッテ的に拭く。床の板の列に番号をつけてしらみつぶしに拭き掃除。で、四日目に山荘を後にして帰りました。

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初の長距離ドライブとなった白熊の感想についてはまたのちほど。