PowerMac 内蔵HDDが死亡 orz

えーと、これはエイプリル・フールということですか? え? 違う? マジ? orz

ということで、本日研究室入りしたら、いつもつけっぱなしのPowerMac G5のファンが鬼のようにまわってまして。「どうしたんだい? 夏にはまだ早いよ?」と声をかけつつスリープから起こそうとしたら起きない。しょうがないなあと強制的に電源を落として起動しようとしたら…起動しない。ハードディスクがあきらかにおかしな異音を発してるし。「この派手な音は、もうだめかもしれんね…」と、すでにあきらめモード。Mac OS Xインストールディスクから起動してディスクユーティリティーをかけようとしても、デバイスが「Maxstar CALYPSO」と言う名で認識されるも「容量0バイト」となっていてFirst Aidもかけられない。次にディスクウォーリアをトライしてみるも、こちらも同じ。

くっそー、まだ買って1年弱なのにぃ〜。確かにPowerMacの内蔵HDDは時々異音出していてちょっと怪しげだった。てゆうか、オレは最近ずっとHDDと相性が悪いな。以前使ってたLaCieの外付けHDDも1年で壊れたし。とほほのほ。もしかしたらiTunesで80GB超のデータを扱っていて、いつも酷使しているのがいかんのか?

それはともかく。ここで問題です。最後にバックアップをとったのはいつのことでしょう。

オレも覚えてないのだけど、そんなに昔の話じゃないような気がする。

手元に去年の秋に買ったPowerBook G4があります。Intel PBが出るちょっと前に買ったものです。末席に参加している某かけんグループのかけんひ消化のため、まあそんなに緊急性はないけどなあと思いつつ買った代物ですが(「末席」にも関わらずオレが一番物を買ってるかも)、買っておいて本当によかった。幸いこのマシンは先日のNY出張にも持っていったものなので、環境はある程度整えてあります。

そのPowerBookを立ち上げ、LANに接続し、モニタに接続し、キーボードにつなぎ、トラックボールにつなぐとあら不思議、一見いつもと変わらない仕事場の風景が。一見ね。ケーブルがつながっているマシンが違うんだけどねorz

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↑ハードディスクが死んだPowerMac(下)と、代打のPowerBook(上)

で、おそるおそるバックアップ用のHDD 180GBを接続する。PowerMac内蔵ドライブは230GBぐらいで、全部をバックアップできないので、ユーザ領域以下のみをバックアップしています。実は、まるごとバックアップできるようにと非常に大容量のHDDを生協に注文しているのですが、大容量のため、納期が遅れているのであります。あれが納品されていれば即刻バックアップしたのに〜。

という愚痴はともかく、今ある外付けHDDを接続しておそるおそる内容を確認すると…

幸いなことに、最後にバックアップしたのは今年の3月3日だった。不幸中の幸い。失われたデータは30日以内。しかもNYの学会関係のファイルや、デー論改訂用のファイルは、PowerBookに移動してNYに持って行ったので、このあたりもセーフ。その他の仕事はほとんど進んでないので、被害は少なそうです。3月に仕事が進まなかったのが幸いしました。はははのは。

痛いのはつい先日何時間もかけて編集したばかりの、新入生オリエンテーションのためのプレゼンファイルを失ったことかな。あとは卒業論文集編集担当なので、それ関係のファイルを失ったのも痛い。まあ、元ファイルはメールでもらっており、そしてメールは一切失われてないので(一定期間はサーバに残しているため)、失ったのは編集作業した差分だけなのだが。あ、いや、卒論集の原稿はメモリスティックに残っている可能性があるな。

母艦がPowerMacで、その他iBookと前述のPowerBookを使っているのでなにかとデータを移動する機会が多く、それで救われたファイルもいくつかあります。査読審査報告のファイルは家で作業できるようにと、なんと昨日、メールで自分宛に送信していたので被害なし。インターネッツ時代万歳やね。

大量にある音楽ファイルについては幸いこの1ヶ月では購入してないので損失なし。

ということで、全体的には損失は最小限に押さえられたと言えるかも。不幸中の幸いです。しかし内蔵HDDまた買わないと…。今度は音楽ファイルは別のディスクに分けよう。はぁ