様々な人と再会

この地での生活において少しずつ勘を取り戻しつつあります。やはり3年も日本に戻っていたので、感覚がかなり日本人になっているんですね。到着したころは、現地人のように振る舞っているつもりでもスーパー同居人ちゃんからは「あきらかに浮かれたツーリストに見える」と言われる始末。ドラッグストアの店員には「どこの国から来たの?」と完全にツーリストだと見破られるし。なぜだ!?

それでも最近は自分の浮かれツーリスト度も下がってきたように思います。とりあえずこの地においてはあまりせかせかせず、歩幅を大きく取って、胸を張ってあごを引くのが基本です。到着したばかりのころはちょっとあせってせかせかしすぎたかもしれません。

さて、こちらに来て嬉しい誤算は、現地入りして10日ほどで様々な人と再会できたことです。ex指導教官には当然こちらから連絡を取って会ったわけですが、かつて一緒に学んだex院生数人に会う機会があったのは嬉しかったですね。しかもどこからか情報を仕入れてか、むこうからオレがハー大入りしていることを嗅ぎ付けて(失礼)連絡をとってくれたのだから有り難いことです。うち一人はすでにこの地を離れて故郷のスペインに戻っているのだけどたまたまこの地を通りかかったという偶然のタイミングで会えてラッキーでした。院生時代たまり場だったパブで旧交を温められました。しかしこのパブ、客の話し声と音楽がうるさすぎてコミュニケーション取るのが大変だから本当はあんま好きじゃないんだよなあ。

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さらに現地の旧知の人々だけでなく、日本での職場の近郊の大学所属の、大体同分野、大体同年代の某先生がザイガイで同じ所属で来ているというのだからこれまたびっくりです。てゆうか、なんでその情報が事前に回ってこなかったのか、おのれのコネクションの無さにあぜんとします。で、その某先生とランチしたんですが、その某先生はなんと2年間のザイガイということでこれまたびっくりくりくり、くりっくりっ。2年! すげーなあ。だいぶ前に「ザイガイ2年」という人が知り合いでいましたが、これで「ザイガイ2年」のヒトに会うのは2人目の遭遇です。素晴らしい職場があったものです。

しかし2年もザイガイにいったら、日本の仕事に戻って順応しなおすのがかなり大変だろうなあ…。