きょうじゅかい

大学という斜陽産業さんのところできょうじゅかいの話が出ていましたので、触発されてオレもきょうじゅかいのことを書いてみようと思います。(ところで全然関係ないですが、オレは大学が斜陽産業だとはちっとも思いません。)

うちのきょうじゅかいは、50人ぐらいのせんにんきょういんから成っています。ということでかなり大きな会議室にてきょうじゅかいが行われます。着席形態は大学という斜陽産業さんのところと同じく、長方形型に並べられた机(おそらくもっとも一般的な会議室の形態)に自由着席です。ただ、がっかによって席が固定しているのがおもしろい。教員のスーツ率が最も高いがっかは議長にもっとも近い一画を占めています。うちのがっかは割とイージー(?)ながっかなので、議長席からもっとも遠いところに固まっています。

てゆうか、前も書きましたけど、オレは今いちぶんがくぶという枠に違和感を禁じ得ないんだよな。よって、きょうじゅかいの意義にも疑義が。

いや、マジで無駄な議題が多いよ。オレの思う無駄な議題の筆頭が、がっかのカリキュラムの変更事項の認定と授業の担当者変更および新規担当の認定、それにひじょうきんの認定。5学科あるから長いんだ、これが。しかも誰も他のがっかのカリキュラムの詳細なんか興味ないので誰も聞いてない。ただがっか長が必要事項を読み上げてがくぶちょうが確認するだけ。そんなんしゅにんかいぎでやればいいじゃん! にゅうしはんていとかそつぎょうしゃはんていもきょうじゅかいでやらなくていいじゃん。一応規程できょうじゅかい承認になっているから教授会で認定されるけど、がっかで決まった卒業者を他のがっかの先生がケチつけるはずもなく、100%形式的な儀式。意味なさすぎ。まあ、にゅうしのデータは興味あるからいいんだけどさ。

しかし、近隣の某大学のぶんがくぶ系がくぶではきょうじゅかいは月に1度、1時間ぐらいで終わるらしく、それがきょうじゅかいのあるべき姿だろ!と叫びたくなる。うちは月に最低2度、ひどいときは3度4度あるからなあ。まあレポートの採点とかするからいいんだけどさあ。

ちなみにアメリカではきょうじゅかいにあたるイベントはないと思う。というのも、そもそも「学部」がないから。アメリカにある学部は「Faculty of Arts and Sciences」だけで、文系理系問わず、すべての学科が含まれるわけです。数学科から物理学科から経済学科から英文学科から哲学科から音楽科からすべての学科が。そんな巨大な組織で「きょうじゅかい」をする意味は皆無だから当然いわゆる「きょうじゅかい」にあたるものはないはず。つまり学科に様々な決定権があるわけですな。でもそんなん当然やと思うけどね。他の学科で誰が非常勤講師になるかとか、そんなんきょうじゅかい通す必要ないやん、学科内で承認されていれば。

ということで、オレががくぶちょうだったらまっさきにきょうじゅかいの減量をするね。

いじょ。