大学外から研究費獲得の教員に報奨金 九大が導入へ

http://www.asahi.com/life/update/1215/008.html

これまでも報奨金制度はあったが、研究費として使わなければならなかった。教員が自由に使える報奨金制度は、「国立大で初めてではないか」(九州大)としている。…1人の教員が合計で1億円以上獲得すれば50万円を、3000万円以上で15万円を支給する。人文・社会科学系の場合は5千万円で50万円、1500万円で15万円。…同大は「教員から『頑張って資金を取ってきても(研究費に使うので)仕事が増えるだけ』と不満の声があった。教員のやる気を起こさせる制度であり、全国の大学が導入していくだろう」と話している。

工工エエエエ(´Д`)エエエエ工工

1億円獲得するような研究者はかなりの大物研究者だろうけど、そんな人がたかが50万で「やる気」が起こるの?

あとさあ、大型研究費って当然複数の研究者のチームだろうけど、筆頭研究者のみがその研究費獲得の恩賞に預かれるわけ? 共同研究者はなきがごときもの? それとも分担金のあるなしが問題になるの? 分担金の有無なんてほとんど形骸化してる気がするんだけど…。

「『頑張って資金を取ってきても(研究費に使うので)仕事が増えるだけ』と不満の声」というのもいまいち意味不明だし。九大の先生はよっぽど研究費が有り余っているんでしょうか。うらやましい。

しかしまあ他大学だしオレには関係ないし別にケチつける必要もつもりもないんだけど、それにしても学術振興のスケールが小さいなあ、日本は…。